古き良き一丁目、一番最初のご利用者が今朝永眠されました。
その方と最初に出会えたことで、今の古き良き一丁目があると私は思っています。
その方が体験に来た日の経験は衝撃的でした。
今まで経験してきたデイとは根本的に違うデイの在り方を教えてくれました。
ご利用者の時間の流れを自分のことのように感じとることができました。
「あー、今まで自分は本当にご利用者に合わせることができていなかったんだ。」
「ご利用者に合わせてもらっていたんだ。」
ご利用者の主体性を心の底から感じることができました。
大往生だったそうです。
その方の最後の希望が、家族全員に自分からきちんとお礼を言いたいことでした。
息子さんに聞きました。声を出すことはできなかったけど、きちんと家族にはお礼の気持ちが伝わったそうです。
よかったです。ほっとしました。
その方の安らかな顔を見たとき・・・
古き良き一丁目のひとつの時代が終わったように感じました。
なんだか節目のような。
教わったことを大事にしながらまた新たな時代を作っていかなければならないだ。
そう感じました。
今までご指導いただき、本当ありがとうございました。