処遇改善加算への取り組み
当社では処遇改善加算に係る下記の取り組みを実施し、処遇改善加算Ⅰ及び特定処遇改善加算Ⅰを取得しております。
キャリアパス要件Ⅰ
- 介護職員の任用における職位、職責又は職務内容等の要件を定めている。
- 1に掲げる職位、職責又は職務内容等に応じた賃金体系を定めている。
- 1、2について、就業規則で整備し、全ての介護職員に周知している。
キャリアパス要件Ⅱ
資質向上のための計画に沿って、研修機会の提供又は技術指導等を実施するとともに、介護職員の能力評価を行う。
- 毎月行う研修の年間計画を作成し、実施している。
- 決算月の9月に各従業員の能力評価を行い面談を実施している。
- 1、2について、全ての介護職員に周知している。
キャリアパス要件Ⅲ
介護職員について、経験若しくは資格等に応じて昇給する仕組み又は一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けている。
- 勤続年数に応じて昇給する仕組みを設けている。
- 資格に応じて手当を設けている。
- 等級別職務表も基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けている。
- 1、2、3について、全ての介護職員に周知している。
職場環境要件
※平成20年10月から現在までに実施した事項
資質の向上
- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の介護職員の負担を軽減するための代替職員確保を含む)を行っている。
- 研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動を行っている。
労働環境・処遇の改善
- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善を行っている。
- 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成による責任の所在の明確化を行っている。
その他
- 介護サービス情報公表制度の活用による経営・人材育成理念の見える化を行っている。
- 地域の児童・生徒や住民との交流による地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上を行っている。
- 職員の増員による業務負担の軽減
基本的要件
- 加算相当額を適切に配分するための賃金改善ルールを定めている。
- 処遇改善加算として給付される額は、職員の賃金改善のために全額支出している。
- 加算対象となる職員の勤務体制及び資格要件を確認している。
- キャリアパス要件Ⅱの資質向上の目標及び具体的な計画を定めている。
- 労働基準法、労働災害補償保険法、最低賃金法、労働安全衛生法、雇用保険法その他の労働に関する法令に違反し、罰金以上の刑に処せられていない。
- 労働保険料の納付が適正に行われている。
- 計画書の内容を雇用する全ての職員に対して周知している。
※処遇改善加算の算定要件等の詳細については、次の厚生労働省通知等をご確認ください。